ひとり投資会社を法人として経営する場合、運営コストとして、次のようなものがかかります。
(1)税金
法人住民税の均等割額は年額で約70,000円です。赤字でも負担すべき税金です。
法人所得(利益)があれば、所得(利益)に対して約21~33%の法人税等が別途上乗せされます。
(2)社会保険料
ひとり投資会社から役員報酬をもらう場合で、社会保険に加入すると、健康(介護)保険料と厚生年金保険料の負担が発生します。
健康(介護)保険料(約11%)、厚生年金保険料(約18%)で、合計約30%の保険料率です。
仮に、役員報酬月額30万円で約9万円(総額)の社会保険料負担※となります。
※実際は、役員本人と会社で折半して負担します。(それぞれが約4万5千円を負担)
(3)事務手数料(会計・税務報酬)
報酬や料金は、業者によってかなりの幅があるので、気になる業者に複数見積を依頼するとよいでしょう。会計入力などを自分で済ませば報酬・料金は安くなると思います。
なお、弊社税理士であれば、基本的なケース(全部込み)で年間20万円程度となっています。
◇ひとことアドバイス
会社運営に必要なお金を把握するため、概算で構わないので計算してみてください。
それ以上の投資利益があれば、会社は継続できることになります。
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