ひとり投資会社の設立メリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
主なものとして節税メリットがあります。
そして、その節税スキームは会社経費の創出による投資利益の圧縮です(課税利益の圧縮スキーム)。
(1)個人運用と比べ節税しやすい
①個人運用の場合、譲渡・配当所得税率約20%が大きな負担となります。
②法人化して各種節税を行うことで、譲渡・配当所得の税金を減らすことが可能です。
③役員報酬を適正額支給することでも節税が可能です。
④個人運用の場合、投資損失は3年間しか繰り越せませんが、法人化すると最長10年間繰り越すことができます。
(2)個人形態より社会保険料を低減できます
①会社形態にすれば、社会保険制度や確定拠出年金制度に加入できます。
②役員報酬を上手に決めることで、社会保険料も上手に管理できます。
③会社資金で社長自身の老後年金の準備ができます。
(3)この他にもメリットがあります
①会社形態であれば、会社名義でクレジットカードや車両の保有、交際費の利用が可能です。
②研修費やセミナー代、本・電子書籍・専門雑誌などの研修・図書費用を会社経費にして利用できます。
③会社役員としての肩書や社会的地位(株式会社では代表取締役、合同会社では代表社員)が得られます。CEO(最高経営責任者)や代表取締役(又は代表社員)社長などと名刺をつくれます。
このように税金以外のメリットも数多くあります。
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